ロシア外相は反発
ロシアと言えば、アーティスティックスイミング、新体操、体操...といった競技で、常に世界のトップを走り続けてきた。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長は、
「(ロシアも)これまで改善を試みてきたのだろうが、なかなか体質を変えられなかったのか」
と、一部メディアに困惑したコメントを発している。
一方、これらの措置を受けたロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は11月26日、「ロシアは何かに違反しているとか、西側に不利なことをしているなどとして、ロシアを被告にしたがる者がいる」と述べ、いわゆるロシア叩きの一環だと指摘した。
国際オリンピック委員会(IOC)は、26日、「スポーツそのものの信頼性に対する攻撃だ。最も強いことばで非難する。改ざんにかかわったすべての関係者への最も厳しい制裁を支持する」という厳格な処分に対し、支持する意向を示している。常任理事会は12月9日に開催され、ここで最終的な判断が下る見込みだ。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)