岸、増井は昨年を下回る結果に
西武時代の10年間で7度、2ケタ勝利を記録し、楽天に移籍してからも先発の柱としてチームに貢献。1年目は8勝、2年目となった昨年は11勝をマークし防御率2.72で最優秀防御率のタイトルを獲得。ただ、今年に限っていえば、13年のプロキャリアで最少の登板数となり、勝ち星も過去最少。4年契約の最終年となる来シーズンに巻き返しを図る。
日ハムからFAでオリックスに移籍した増井浩俊投手(35)も現状維持の3億円(金額は推定)でサインした。4年契約の2年目となった今シーズンは開幕から調子が上がらず、シーズン途中からは中継ぎに回った。53試合に登板し防御率4.83、1勝4敗18セーブ14ホールドと、昨年の防御率2.49、2勝5敗35セーブ9ホールドに及ばなかった。
くしくも陽、岸、増井の3人はこの日、球団と契約更改交渉に臨み、それぞれ年俸3億円(金額は推定)でサインした。来シーズンが契約最終年となる岸、そして契約を2年残す陽と増井。今シーズン、不本意に終わった3選手の来シーズンは...。