皇居にもMIRAIで訪れた
MIRAIが選ばれた背景には、教皇が15年に出した、「回勅」と呼ばれる公的書簡「ラウダート・シ」がある。この回勅は環境問題がテーマで、消費者の選択が「企業の態度を変え、環境への影響と生産モデルを考えさせる」とも訴えている。
日本のカトリック教会を統括するカトリック中央協議会の発表によると、今回のパパモービレは、回勅で言及された「教皇の意向に沿うよう」製作されたとしている。
トヨタ自動車の渉外広報部によると、教皇の訪日にあたってカトリック中央協議会から相談があり、協議を進めるなかでトヨタ側が寄贈を決めたという。
パパモービレ以外にも、教皇は11月25日に、屋根つきのMIARIに乗って皇居を訪れ、天皇陛下と会見している。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)