日本の若者は「過剰競争で傷ついている」 ローマ教皇が5万人ミサで訴える

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訪日前にも「過度な競争、消費をずっと続けること」指摘していた

   教皇は17年12月にローマと東京・上智大学をビデオ会議で結んで行われた高校生との対話イベントで、日本人の国民性について

   「理想を持った国民、非常に深い能力を持った国民。これは宗教的にもだ。そして非常に勤勉な国民だ。それから、非常に多く苦しんだ国民」とする一方で、日本が抱える問題として「過度な競争、消費をずっと続けること」を挙げ、これが続けば「自分が持っている力を失わせることになり、大きな問題になる」と指摘していた。

   教皇は貧困問題に高い関心を持つことで知られており、訪日直前の11月17日には、バチカンに約1500人の貧困者やホームレスを招いたばかりだ。

   教皇は11月26日に上智大学で講演し、日本を離れる予定だ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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