施設側「トイレ改修時にベビーベッドを追加で設置」
J-CASTニュースでは、当該施設の広報事務局にも取材を申し込んだ。11月12日、広報事務局を通じて、施設側からは文書で次のような回答を得られた。
「多目的トイレの設置経緯につきまして、館内に設置をした段階では、お身体に障害のある方、オストメイト(編注:人工肛門や人工膀胱を持つ人)の方のために設計をいたしましたので、開閉ボタンも車椅子をご使用される方も押せる高さで設置しました。その後2006年のトイレ改修時に現在のおむつ替えができるベビーベッドを追加で設置したため、現在のような位置に開閉ボタンがくるようになってしまったと思われます」
また、施設側は、「開閉ボタンの位置変更等改善方法について検討しましたが、トイレのスペースの都合上、ベビーベッドおよびボタンの位置を変更することが難しいため、今後は注意喚起のためのご案内の掲示、ご利用のお客様への適切なご案内をおこなってまいります」とした上で、「サービス向上、快適な設備環境の整備に努めていきたいと存じます」などと回答した。