2019年11月22日(いい夫婦の日)に電撃結婚したタレントの壇蜜さんが、同24日に放送されたTBS系情報番組「サンデージャポン」に生出演し、漫画家で夫となった清野とおる氏との馴れ初めから結婚に至るまでを赤裸々に語った。
婚姻届は2人で提出...「私は西友のワンピースで」
出会いは2017年3月に放送された番組だった。壇蜜さんは、清野さんのことを「気になる人」として挙げ、同番組でのロケが初対面だった。
「(清野氏は)慎重というか警戒心が強い方なので。(ロケ終了後に)『まず、メル友からかな』と思って、メールアドレスを渡そうとしたら逃げられてしまった。ジワジワと距離を詰めていって、弱らせていった」
記者も何度か壇蜜さんを取材したことがあるが、「弱らせていった」という表現が、何とも「壇蜜流」である。表現が、とにかく独特なのだ。
取材現場では、最初はスタッフの女性かと思うほど地味な格好で、本名の「齋藤支靜加=しずか」さんのまま登場したことを思い出す。それがメイクをし、ドレスアップし...あっという間に壇蜜さんへと変身してしまうのが驚きだった。実際、婚姻届を2人で出しに行った際の服装も、
「西友のワンピースで」
と語っていた。ちなみに告白したのは壇蜜さんからで、プロポーズはお互いだった。壇蜜さんは、清野氏のことを「とおる」と呼び、清野氏は「壇さん」と呼ぶ間柄だそうだ。
出演者からも、さまざまな質問が飛んだ。テリー伊藤氏から「子どもは?」と聞かれると、
「どうやって誘ったらいいのか分からないです。(清野さんから)逆に『現実味がなくて興奮しない』って。一緒にお風呂に入ったこともあるけど『リアルじゃない』って」
世の殿方には、想像だにできない新婚生活である。
「何ていうか...シチリアな感じ」に「???」
2人は、まだ一緒には暮らしていないという。
「一緒に住む提案をしたら『赤羽の漫画家は世田谷には住めない』って、ブツブツ言い始めちゃった。私も(飼っている)ナマケモノを連れて引っ越しを...と思っているんですけど、ずっとブツブツ言っているので、どうしようかと。いつも『締め切りが...』とか『新刊が...』とか言っているので」
そんな壇蜜さんの、不思議なエピソードを思い出した。3、4年ほど前の12月2日、壇蜜さんの誕生日イブに単独取材をする機会があった。「大好き」というレアチーズケーキを準備し、正月用の取材をお願いした時だった。「今、ハマっているものは?」と質問すると、
「カップヌードルのシーフード味、あるでしょ? あれに熱したトマトジュース半分と、お湯を半分、入れるんです。何ていうか...シチリアな感じ」
.........。
ちょっと風変わり?なご夫婦、末永くお幸せに!
(J-CASTニュース編集部 山田大介)