菅田将暉の主演舞台で「スマホアラーム」「何かが光ってる」 マナー違反相次ぎ、主催者が対応強化

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放送によるアナウンスだけでなく、スタッフの巡回を加える

   目に余る観劇マナーの指摘が相次いでいる現状は21日、一部メディアでも報じられ、なおもネット上で議論が続いている。

   ホリプロの公演事業部担当者は22日、J-CASTニュースの取材に「公演初日から注意事項のアナウンスはしておりますが、初めて舞台のお芝居をご覧になる方もいると思いますし、SNSを利用する方も多いと思いましたので、定期的に主催者の方からツイッターなどでお願いするようにしていました」とし、現場でのマナー順守の注意喚起について次のように説明する。

「注意喚起は公演開始当初から、ツイッターだけでなく、劇場内のロビーや客席の放送でも行っていました。場内の目立つところにマナー順守を呼びかける張り紙もしています。

それに加え、今週に入ってからは客席内の通路をスタッフが歩き、携帯電話の電源を切っていただくようにお願いしています。舞台の写真を撮る方はあまりいませんが、開演ギリギリまで携帯電話・スマートフォンを使用する方がいらっしゃいます。そういう方には直接お声掛けするようにもしています」

   スタッフによる客席内での直接の声掛けを加えた理由はこう話した。

「劇場はお客様とキャスト・スタッフがともに時間を共有するものだと私たちは考えています。実際、お客様同士で注意し合ってくださる方々もいました。しかし、それでも違反する方もいました。

携帯電話やスマホの音が鳴ることは、舞台を楽しみたいお客様にとっても、キャストやスタッフにとっても本意ではありません。私たちとしてはお客様にお願いするしかなかったので、そのお願いを強化したような形です」

   担当者によると、こうした対応をするようになった結果として、

「現在はご指摘のようなことは起こっていない状況です」

という。そのため、今後のさらなる対応については

「携帯電話の音も響いていませんし、これ以上することはないと思っています」

と話した。

(J-CASTニュース編集部 青木正典)

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