30年間の統計で「晴れの確率」は83.3%
そこで、気象庁にも聞いてみた。気象庁には「日別天気出現率」というデータが存在する。各地区の日別天気がどのような状況だったかを示したもので、統計期間は1981年~2010年の30年間という膨大な情報量を誇るものだ。
これによると11月23日(東京)が晴れる確率は、30年間で83.3%という数字が出た。また曇りの日が6.7%で、合計するとちょうど90%。つまり10年やって1回、雨が降るかどうか...ということになり、かなりの高確率で晴れまたは曇りで試合が行われることが一目瞭然だった。
データ上の数字だが、前日22日の晴れる確率は66.7%、翌24日は56.7%となっているところも不思議だ。また、11月23日以外の日で、もっと高確率で晴れている日もある。
それでも気象庁の担当者は、
「晴れ=83.3%、曇り=6.7%という数字は、かなり突出した『晴れの特異日』だと言っていいと思います」
と話している。
2019年の早慶戦を翌日に控えた11月22日16時現在、東京はあいにくの雨だ。両チームの選手に悔いが残らないよう、家に帰ったら「てるてる坊主」でも作ってみようかな。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)