舞の海氏「過去の横綱はこういう立ち合いはしなかった」 白鵬の「かち上げ」、優勝目前で波紋

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荒磯親方は「かち上げ」のリスクを指摘

   一方で技術的な面でいえば、「かち上げ」は諸刃の剣となる。NHKで解説を務めた荒磯親方(元横綱稀勢の里)は「(かち上げは)ここにスキができますから、右のわきに。かち上げした瞬間にそこをうまくついていくということもしっかり頭に遠藤があれば、ここまでまともに食らわなかった」と話し、「かち上げ」をする際に生じるわきの甘さを遠藤がつけなかったことを指摘した。

   白鵬は今年9月に日本国籍を取得し、将来的には協会に残って親方として後進の指導にあたるとみられる。今場所優勝ならば、自身の記録を更新する43度目の優勝となる。すでに大横綱の称号を得ている白鵬だが、土俵上の振る舞いに関して問題視する関係者は少なくない。新元号「令和元年」を締めくくる場所となる九州場所。早ければ13日目にも白鵬の4場所ぶり43度目の優勝が決まる。

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