「一概にベネッセに問題を押し付ける態度は如何か」
こうした従来からの懸念がくすぶる中で今回、文科省側が民間業者のベネッセに「中立性に疑念を招く」と指摘し、抗議する姿勢を示したことに対してツイッターでは、
「この掌返しっぷり、凄いな」
「なに今ごろアリバイ工作してんだよ」
「一概にベネッセに問題を押し付ける態度は如何か」
と、文科省を揶揄するような意見も挙がっていた。他にも、
「営業目的でやってしまう可能性は予測できたでしょう。民間ですから」
「そういう事になるからダメなんだよ民間儲け主義企業を公共に使うのは」
と、「驚きはない」といった趣旨の指摘も出ていた。
共通テストの記述式問題を巡っては、採点者によってばらつきが出て公平性に欠けることになるなどとして、立憲民主党や国民民主党など野党4党は19年11月14日、導入を中止する法案を国会に提出している。