バレンティンはソフトバンクが調査も...
また、国内FA権を取得しながらも行使しなかったヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(35)の動向にも注目が集まる。ヤクルトとの交渉が成立しなければ、保留者名簿から外れる可能性もあり、その場合は他球団との交渉が可能となる。ただ、ドリス、ロドリゲスとは異なり、35歳の年齢と高額年俸ゆえに興味を示している球団は少ないようで、現時点で調査に乗り出しているのはソフトバンクだけとみられる。
今オフの国内フリーエージェント(FA)は最終局面を迎えており、国内FA組で去就が決まっていないのはソフトバンクの福田秀平外野手(30)だけである。楽天・美馬学投手(33)はロッテへ、ロッテ鈴木大地内野手(30)は楽天への移籍が決まり、今のところセ・リーグ球団のFA補強はない。
美馬、鈴木と続けてFA補強に失敗した巨人は、外国人選手の補強が重要課題となっており、今オフは4人の新外国人選手を補強する見通し。巨人は2019年11月20日、ナショナルズからFAとなっていたヘラルド・パーラ外野手(32)の獲得を発表。今後は野手と並行して課題の中継ぎの補強に動くとみられ、今年もストーブリーグから目が離せない。