実姉が勤務していたタピオカ店とトラブルを起こしたとして芸能活動を自粛することを発表したタレントの木下優樹菜さん(31)。発表後もネット上では木下さんを批判する声は収まっておらず、活動再開への見通しは全く立っていないのが現状だ。
ただでさえ旗色が悪い木下さんだが、活動自粛発表後にはネット掲示板に、木下さんが長女・莉々菜(りりな)さんの芸能人生命まで潰したとする趣旨のタイトルのスレッドが立つなど、その批判は辛辣さを増すばかりだ。莉々菜さんといえば、2012年8月に誕生し、19年6月には玩具メーカーのCMでCMデビューを果たしており、2世芸能人として歩みだしたばかりだけに母である木下さんの責任は重いとする批判も目立つ。
長期の自粛期間を経たあとなら...
ただ、これまでの芸能界を見ていると、「復帰は不可能」との声が上がった芸能人であっても、長期の活動自粛期間を経るなどした上で芸能活動を再開させることができた芸能人は多い。ことに、木下さんの場合、その莉々菜さんが復帰のきっかけとなりはしないだろうか。
活動自粛の発表があったのは2019年11月18日。今回のような騒動を起こした以上、今後、木下さんはCMやテレビ番組への出演が騒動前に比べてはるかに難しくなってしまった。ゆえに、これらのメディアから活動を再開させるのは難易度が高い状況だが、その一方で、木下さんは以前からインスタグラムを運用しているのも事実。ゆえに、長期の自粛期間を経た上でインスタグラムから情報発信を再開するという手法であれば可能性はあると言えるだろう。
方法としては、莉々菜さんはもちろん、2015年11月に誕生した次女の茉叶菜(まかな)さんや夫の藤本敏史さん(48)も交えて、家族の生活の一部を切り取った写真を公開していくといった方法があり得る。特に、莉々菜さんの学校行事の際の弁当を写した写真などであれば、世間からの批判を受けづらいのではないだろうか。
音楽系深夜番組で「ダブル司会」務めた仲
また、木下さんといえば、女優の佐々木希さん(31)との親交が、これまで幾度となく報じられてきた。2人はファッション誌「PINKY」(集英社・2010年2月号で休刊)で専属モデルを務めていたことをきっかけに交流を深め、09年1月から放送を開始した音楽系深夜番組「レコ☆Hits!」(日本テレビ系=12年3月に放送終了)ではダブル司会を務めるなど、その仲の良さが双方のファンから高評価を受けてきた。番組終了後も16年ごろまでは2人のツーショットが双方のブログやインスタグラムに掲載されるなど、やはり、その仲の良さで双方のファンを喜ばせてきた。
その後、佐々木さんは2017年4月に、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さん(47)と結婚。このあたりから木下さんと佐々木さんの交流についての情報は途絶えがちになるが、その一方で、2018年9月には佐々木さんが第1子となる長男を出産したため、いまや2人は共にママタレである。
これらの要素を鑑みると、将来的には佐々木さんが木下さんの「救世主」となり得るのではないだろうか。例えば、佐々木さんがママタレとして日用品の新商品のCM発表会見に出席する際、同じママタレとして木下さんと一緒に登場するという展開は決して不自然ではない。「ママタレ」という共通項に加え、共に1987年度生まれという「同学年」という要素もあり、同一のCMに出演した際の訴求力は高そうだ。現在はバッシングの真っただ中にいる木下さんだが、十分な活動自粛期間を経た後に適切な手法で情報発信を行えば、復活できる可能性はあるのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)