優勝争い左右も? 巨人とDeNA、あまりにも対照的な「外国人」事情

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FA補強失敗、山口のMLB挑戦のWパンチ

   巨人は当初、フリーエージェント(FA)で楽天・美馬学投手(33)とロッテ鈴木大地内野手(30)の獲得を目指していたが、いずれも獲得に失敗。FA補強に失敗した上に先発の大黒柱・山口俊投手(32)がポスティングシステムを利用してのMLB挑戦を表明したことで、外国人助っ人の補強が最重要課題となった。

   今オフ、巨人は3人の外国人選手の獲得を予定していたが、FAの連敗と山口の移籍に備えて軌道修正するとみられる。外国人選手の補強を3人から4人に変更する見通しだ。補強の候補に挙がるのが、ナショナルズからFAとなったジェラルド・パーラ外野手(32)。メジャー通算11年で88本塁打、522打点をマークしており、外野のみならず一塁手の経験を持ち合わせていることから補強ポイントに合致する。

   筒香のMLB移籍が決定的となっているが、今シーズン実績を残した外国人の主力4選手が残留し、さらなる補強にも成功したDeNA。一方の巨人は4人の新外国人選手の補強が見込まれるも、今シーズンのビヤヌエバ、クックらの例があるだけに一抹の不安が。15勝投手が抜け、助っ人陣の大量入れ替えが見込まれる巨人。戦力温存のDeNAは来シーズン、どこまで巨人を追い詰めるのか。今後の巨人の補強戦略に注目される。

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