引退時には「相撲は体の大きい、小さいは関係ない」と発言
そんな舞の海氏は、新弟子検査を受ける時、身長が足りず、頭皮と頭蓋骨の間にシリコンを埋め込んで身長計に乗った...という逸話は有名だ。日本相撲協会も、これを機に「身長が少し足らなくても入門を認めては?」という動きになっていったという経緯もある。
舞の海氏は20年前の九州場所千秋楽で現役を引退。角界に残るという選択をせず、相撲解説やスポーツキャスターとして活動する道を選んだ。
舞の海氏は引退時、こう話していた。
「相撲は体の大きい、小さいではなくて、小さい人も相撲界に入ってチャレンジしてくれればいいな...と思います」
石浦と26年前の舞の海氏が、重なって見えた。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)