沢尻エリカの身滅ぼしたMDMA 一見「かわいい錠剤」だが...だまして服用させる例も

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カラフルな錠剤に、ニコニコ顔や蝶々の模様が

   MDMAへの入り口は、若い人でも抵抗が少なくなるよう、巧妙な手口が使われているようだ。

   ラムネのような青や緑、オレンジの錠剤には、ニコニコ顔や蝶々の模様が彫り込まれ...。注意喚起を目的とした厚労省サイトを見ると、MDMAの見た目は、こんなに可愛らしかった。サイトでは、「1回だけなら平気さ」「みんなやってるよ」と甘い誘いの手口が紹介されている。

   過去には、「体に良い薬」とだまして服用させる(毎日2001年9月5日付朝刊)、ジュースに混入する(朝日04年7月10日付朝刊)などして、女性を乱暴しようとした男が逮捕された事例も報じられている。

   沢尻容疑者も、風邪薬のカプセルにMDMAの粉末を入れていたと報じられており、使用への抵抗感が少なかった可能性がある。

   覚醒剤や大麻と比べて摘発数は大幅に少なく、年に50人前後で、タレントらのケースも同様だ。しかし、警察庁によると、2018年のMDMA押収量は、前年の4倍ほどにも増えているといい、日ごろから注意する必要がありそうだ。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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