女優・沢尻エリカさん逮捕の報に芸能界が騒然となる中、タレントのラサール石井さんらが、この一件と政治的な動向との関係に相次いで言及した。
沢尻さんは2019年11月16日、合成麻薬「MDMA」を所持していた疑いで、警視庁に逮捕されている。
「まただよ」「誰かがゴーサイン出してるでしょ」
このニュースが流れた直後の16日夕方、石井さんはツイッターで、以下のようにつぶやいた。
「まただよ。政府が問題を起こし、マスコミがネタにし始めると芸能人が逮捕される。これもう冗談じゃなく、次期逮捕予定者リストがあって、誰かがゴーサイン出してるでしょ」
具体的な名前などは挙げていないものの、石井さんは前日15日にも「桜を見る会」問題について、「ちゃんとした政治案件だ」と厳しい見方を示していた。
石井さんのツイートを引用する形で、作家・コメンテーターの室井佑月さんも、「な〜んか、匂うよね」とつぶやいたほか、落語家の立川談四楼さんも、
「『逮捕者リストがあってしかもそれはランク付けされてて、政権に不都合が生じると順次ゴーサインが出るのさ』などと言う人がいて、都市伝説のようなものと思っていたが、近年もしかしたらと変化し、今回の件で確信するに至った。あるんだよリストは。そうでなきゃジャストタイミングが説明つかねえよ」
と同調する。
総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐる一連の問題に対しては、保守系も含めたメディア、また野党などから、厳しい批判が巻き起こっている。政府は2020年度の開催を中止するなど対応に追われている。