100メートル、9秒58――。
人類最速の男、ウサイン・ボルト氏(ジャマイカ)が2019年11月15日、東京都内で行われたイベントに登壇した。両手の人差し指を天に差す、お得意の「ボルトポーズ」も披露。多くのメディアから取材を受けた。
「ファンの1人として、参加できること」
自ら出資する電動キックボード企業のサービス発表のため、都内で行われたイベントに登壇したボルト氏は、2020年に開催される「東京オリンピック・パラリンピック」について、
「非常に楽しみにしています。選手としてではなく、ファンの1人として参加できる大会。スタジアムを見ると、エネルギーを感じてしまう。すべてが楽しみ」
と、笑顔で話した。
また、日本人スプリンターたちについては、
「(日本人選手でも)10秒を切った選手がいると聞いている。若い選手が多いとも聞いている。日本人は(バトンの受け渡しで)リレーでも、いい成績を出しているので、期待しています」
そんなボルト氏は、今後、何に向かっていくのだろうか?
「陸上競技ではないところでも、活躍できれば」
今後の活動について聞かれたボルト氏は、
「陸上競技ではない『外の世界』でも、成功を収めていきたいと思っている。(母国である)ジャマイカのみならず、世界の人を助ける活動にも参加していきたいと考えている。また、ビジネスの世界でも成功を収めていければ...」
世界中でお馴染みとなった「ボルトポーズ」を見せて、会見場を去って行った。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)