「もうプレゼント企画したくなくなる」 上原浩治、「サイン入りスパイク」のメルカリ転売に苦言

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中村紀洋氏はサイン「差控え」、中日は「制限」も視野

   プロ野球界の直筆サインの転売をめぐっては、近鉄などで活躍した中村紀洋氏も1月、「サインのご要望にもお答えしてきましたが、ここ数年のデータより同じ人が住所を変え、また、必要以上な枚数の増加に加え、この度サイン入りカードや、サインした物が販売されている事の報告を受けました。意としない結果にとても残念です」とショックを受けたことを報告。「純粋に応援して下さっている方々には大変申し訳ない気持ちでいっぱいですし、心が痛む思いですが」とした上で、「今後一切 送付されてきたサイン依頼につきまして差控えさせて頂く事になりました事、お詫び申し上げます」と宣言した。

   今季開幕前には球団が声明を出す事態も起きた。春季キャンプ中の2月4日、中日は「沖縄春季キャンプにおいて、一部ファンの方で転売を目的としてサインを求められる行為が見受けられています。このような行為には決して及ばないようお願いいたします」と呼びかけ、「沖縄春季キャンプに限らず、今後、上記の行為等が見受けられる場合は、球団としては、本意ではございませんが、サイン等のファンサービスを制限させていただくことも視野にいれております」と対応する可能性があることを示した。

   日本プロ野球選手会も2月12日、横行するサイン転売について「選手からも意見が寄せられており、選手会としても対応策を検討しています」とツイッターで発信。4月24日には、役員ミーティングでサイン転売問題などが話し合われたと報告していた。

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