ライバル関係の意地...!?
しかし、南アのラグビー協会は「ふた、なくした疑惑」を否定。NZヘラルドの別記事では、「公式」の写真が撮影される際には、ちゃんとふたを取り付けているとの説明が掲載された。実際、パレード最終地であったケープ・タウン(ネルソン・マンデラ元大統領の縁の地)では、きっちりと蓋もあった。
そもそも、南アとNZは、ラグビーにおいて最強のライバル国同士である。そんな南アは予選プールでNZに敗北。しかし、決勝トーナメントでは、南アは日本を始めとした各国に勝利。一方のNZは準決勝でイングランドに敗れ、3位決定戦へと回った。ちなみに予選プールで敗れ、それでも優勝を果たしたのは、今回の南アが史上初でもある。穿(うが)った見方かもしれないが、ライバル国のNZメディアが負け惜しみで「おい、ふた、どこにやった?」という報道だったのかもしれない。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)