ガキ使骨折の佐野史郎「そんなこと一言も...」 放送作家に反論、「誤解」の可能性も指摘

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    日本テレビ系番組のロケ中に大ケガを負った俳優の佐野史郎さん(64)が、企画は自らが望んだとも受け取れる放送作家の発言について、ブログなどで反論して波紋が広がっている。

    放送作家は誤解していた可能性もあるというが、作家は、ツイッターなどで沈黙したままだ。

  • 佐野史郎さんのツイートが波紋
    佐野史郎さんのツイートが波紋
  • 佐野史郎さんのツイートが波紋

「そんなこと、一言も言ってません」

   「そんなこと、一言も言ってません」。佐野さんは2019年11月9日、放送作家の発言内容をツイッターユーザーから伝えられると、このユーザーにこう説明した。

    佐野さんは、「笑ってはいけない」シリーズで知られる「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!年末スペシャル」のロケがあった6日夜、第3腰椎を骨折して全治2か月のケガを負った。液体窒素を入れたペットボトルをドラム缶に入れ、佐野さんがボトルの破裂した缶の上に座ってラーメンをすすっていられるかを試した企画だった。

    このトラブルについて、番組の放送作家、高須光聖さん(55)が、TBSラジオ番組「ナイツのちゃきちゃき大放送」への9日の出演で、自分は現場にはいなかったとしながらも、佐野さんが「もっとこうしたい」「思い切ってやりたい」と自ら企画内容を望んでいたと周囲から聞いたと話した。そして、佐野さんはトラブル後、逆に恐縮していたとも漏らした。

    一方の佐野さんは、自ら望んだわけではなく、番組スタッフから安全だと聞いたから挑むことにしたとツイッターで説明し、「やるなら、やるしかないか」とは言ったかもしれないとした。

    10日に入って、佐野さんは、自らのブログでも、「『ガキつか』事故の真相!?」と題して考えを述べた。

放送作家は、ツイッターでは佐野氏発言に触れず

    ブログでは、佐野さんは、ラジオで盛って話すのは良くあることとしながらも、「僕が『やる』と言わなければこんな事故は起きなかったのに...というニュアンスには傷つきます」と苦言を呈している。

    一方で、高須さんが伝え聞いた話で誤解している可能性も指摘した。佐野さんは、今回のトラブル後に「大丈夫、大丈夫、次のコーナー、やっちゃいましょう!」と話したとし、「これが、僕が、『もっと思い切ってやりたい!と発言していた』と、高須さんがスタッフから聞いた言葉の真相ではなかったか」とも推理した。

    高須さんは、ラジオ番組に出演したことはツイッター上で報告した。ただ、佐野さんの発言については、11月11日19時現在で何も触れていない。

    日本テレビの広報部にJ-CASTニュースが11日に取材したが、この日は回答が得られなかった。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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