大物不在でも「FAバブル」 鈴木、美馬、福田...マネーゲームが激化

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   今オフのフリーエージェント(FA)がマネーゲームの様相を呈している。国内FA権の行使を表明しているロッテ鈴木大地内野手(30)、楽天・美馬学投手(33)、ソフトバンク福田秀平外野手(30)の「価格」が軒並み上昇している。3選手いずれも複数球団による争奪戦が繰り広げられており、今後も好条件を提示する球団が現れる可能性も。「大物」不在とされる今オフのFA戦線だが、「価格」上昇の波はとどまりそうもない。

   今オフのFA市場で複数球団から高い評価を受けているのが鈴木だ。内野の全ポジションを守ることができ、強打に加えてリーダーシップも評価されている。11月5日に早速、巨人が初交渉にあたり、翌6日には楽天が初交渉に臨んだ。宣言残留を容認しているロッテ、巨人、楽天の争奪戦となりそうだが、3球団いずれも複数年契約を提示している模様だ。

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3球団争奪戦の鈴木、条件面では楽天リードか

   今シーズンの年俸が1億円(金額は推定)の鈴木の評価はどのようなものか。残留交渉を行ったロッテは3年総額5億円程度を提示したとみられる。一方の巨人は3年以上の複数年で5億円程度を提示した模様。スポーツ紙の報道によると、楽天は3年7億円、4年10億円とばらつきがみられ詳細は不明だが、巨人と同等もしくはそれを上回る条件を提示した可能性もある。

   在京球団でのプレーを望む美馬の今シーズンの年俸は6500万円(金額は推定)。すでに巨人、ヤクルトが交渉のテーブルにつき、ロッテは11日に初交渉を予定している。交渉解禁の3日にアタックした巨人は6日に2度目の交渉を行っている。条件面では出来高を含め3年4億円から5億円程度を提示したとみられ、環境面では在京球団のメリットを説いたという。

   同じく在京球団であるヤクルトは、美馬がFA宣言をする以前から興味を示しており、5日の初交渉でもその熱意を伝えた。巨人には及ばないものの、球団は年俸「億越え」を明言しており、3年総額3億円超が見込まれる。11日に初交渉となるロッテがどのような条件を用意しているかは不明だが、複数年の年俸1億円超えが想定される。

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