人気漫画グッズ求めファン殺到 ジャンプショップ「鬼滅の刃」フェア、整理券配布も混乱

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受注販売・通販でも対応

   こうした事態に、運営するショップ側はどう対応していくだろうか。J-CASTニュースの8日の取材に対し、全国のジャンプショップを運営するベネリック(東京都千代田区)の広報担当者が応じた。まず整理券の取引については、

「整理券の譲渡・転売はお控えいただきたいと思っております。明日からのオペレーションではその旨を明確にお伝えするようにいたします」

   と答えた。販売されている新グッズについては品切れになっても店頭で受注を受け付けており、フェア期間内に注文すれば購入できるとしている。一部の新グッズについては「ジャンプ」関連作品の通信販売サイトの「ジャンプキャラクターズストア」でも受注販売を行うとのことで、店頭にファンが殺到しないよう混雑緩和に務めるとしている。

   またトラブルの中で不評だったのは「ハズレ券」の存在だ。整理券はランダムに配布され、朝から並んでも早く入場できるわけではないが、「本日はご入場できません。大変申し訳ございません」と書かれた、いわゆる「ハズレ券」も混じっており、ハズレ券を引いてしまったファンからは不満も上がっている。この措置については、

「1日の入店可能人数には限りがございますため、その数を上回った場合には『入場整理券』をお取りいただいても入場いただけないこのがある旨、告知しておりました」

   とのこと。整理券配布の時点でショップ側が想定する入店可能な人数を超えた場合、「ハズレ券」によって入店を制限される可能性があるとしている。フェアは17日まで続くが、8日の混雑と混乱を受け、ベネリックは購入希望者の安全確保を最優先に、「明日以降より分りやすいご案内に努めて参ります」と答えている。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)

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