オラついた命令口調がプラスに作用している!?
そこで、同ドラマを見てみると、確かに、これまでの本田さんに比べて、一言一言が明瞭になったように聞こえるシーンが多いように感じられることが分かった。滑舌が改善した原因についてはさまざまな要素が考えられるが、その中でも大きいと言えるのは、同ドラマでの本田さんは、これまでのドラマ出演に比べて命令口調が多いということが挙げられるのではないだろうか。
同ドラマで本田さんは、刑事の加茂悠斗(金子大地さん=23)に、「見張っとけ!」「(後を)つけろ!」など、命令口調で言葉を浴びせることが多く、その語気の強さゆえに一言一言が聞き取りやすくなっている可能性は高そうだ。「ラジエーションハウス」では、医学用語を交えつつ説明的にならざるを得ないセリフが多かったのに対し、今回はワンフレーズで命令口調という「オラつきぶり」が、本田さんの滑舌にプラスに作用しているではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)