一番の問題は「コミュニケーション=言語」
世界のスーパースターが日本にやってくるわけだが、ここで問題となるのが「コミュニケーション能力」だ。例えば、野球の場合、捕手が外国人投手へ、ミットの陰から指でサインを出す。しかし、ラグビーの場合は、瞬時の判断によって、プレーを変えるケースも多い。このため「コミュニケーション=言語」が、重要となってくる。
実際、「2015イングランド大会」で大活躍を遂げた五郎丸歩選手(FB=フルバック)も、功績が認められて海外へと移籍した。プレー面では、海外選手を凌駕(りょうが)していたが、コミュニケーションの部分で手間取った...という話を耳にしている。
ともあれ、「W杯日本大会」が、盛り上がったことは、まぎれもない事実だ。海外のスーパースター選手が、さらなる日本ラグビーの「伝道者」となってくれることを、切に願う。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)