「ラグビーW杯2019日本大会」で、初の「8強入り」を成し遂げた日本代表だが、この人気に乗じて出版業界もヒートアップしている。書店やコンビニに行くと「赤と白」の代表ジャージを身にまとった選手が表紙となった雑誌やムックが所狭しと並ぶ。
仕事柄、記者も書店やコンビニの書棚によく立ち寄る。専門誌「ラグビーマガジン」(ベースボール・マガジン社)はもとより、スポーツ雑誌の草分けとして知られるスポーツ・グラフィック「Number」(文藝春秋)も、大会前から日本代表の選手紹介、ラグビーを楽しむコツ...といった記事を特集した。
「『永久保存版』として、手に取っていただければ」
また、ここに来て「8強までの激闘を振り返る」といったムックも続々と発売されている。世界文化社は2019年10月29日、代表の激闘を写真で振り返る「RUGBY JAPAN メモリアルフォトブック 日本代表 激闘の軌跡」を書店に並べた。
同社担当者によると、
「10月20日に行われた南アフリカ戦までも撮影収録しています。今大会のヒーローたちの勇姿を振り返る1冊。ファンの方へ『永久保存版』として、手に取っていただければ幸いです」
「ジャッカル」の代名詞として一躍、有名となった姫野和樹選手の秘蔵写真、スピードスターの福岡堅樹、司令塔の田村優選手、チーム最年長38歳で体を張ったトンプソン ルーク選手...。写真を中心に激闘を振り返る「1冊」となっている。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)