ラグビーW杯、金メダルを見知らぬ少年に「あげちゃった」 オールブラックス選手の豪快逸話

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「えっ、本物の金だったの?」...自己犠牲の精神

   ラグビーを、ひと言で例えるとするならば「自己犠牲のスポーツ」だ、とよく評される。味方のために体を張ってタックルし、逆にタックルされながらも必死でボールをつなぐ。トライが取れたのは、仲間がいたからこそ...。今大会、日本代表が掲げたスローガン「ONE TEAM」は、正にそれを体現した。

   日本の司令塔・田村優選手は、2019年10月29日、母校の国学院栃木高(栃木)に凱旋した。その際、母校へ寄贈したのは、8強入りをかけて南アと対戦した時に着用したジャージだった。「(モノへの)執着? そんな、ないです」。サラリと言ってのけた。それよりも大切な「絆」こそが、彼の誇りなのだろう。

   ウィリアムズ選手にしても同じだったのではないか。しかし、メダルが純度の高い金でできていたことを後に聞かされ、「えっ、マジで? 本物だったの? 早く言ってよ~」という主旨の発言をしたと、一部メディアで報じられている。

(J-CASTニュース編集部 山田大介)

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