FA戦線、今年も「巨人」軸に動く? 資金力+原監督の行動力で攻勢

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獲得最多の巨人、人数はソフトバンクの「2倍」

   1993年にFA制度が導入されて以来、国内FA権を行使して他球団に移籍した選手が最も多いのが西武だ。2010年からは毎年のようにFAでの選手流出が続き、昨年は浅村が楽天に、炭谷が巨人に移籍。西武に続いて2番目に流出が多い球団は日ハムで、これにオリックス、ソフトバンクが続き、上位4球団がパ・リーグ球団で占められる。

   一方、これまでFAで獲得した選手が最多となるのは巨人。1993年以来、実に26人の選手をFAで獲得。2番目に多いソフトバンクの13人の倍となる数字だ。ここ5年間においては9選手をFAで獲得し、他球団を圧倒している。今年は美馬、鈴木に加え、ロッテ益田直也投手(30)の動向にも注視している。

   今オフのFA補強に意欲を見せるのが、巨人、ヤクルト、中日、ロッテ。一方で動きがなさそうなのが広島とオリックスだ。FA補強に関してセ・リーグ球団が積極的に調査を行っているようだ。資金力に加え、原辰徳監督(61)の行動力にも注目が集まる巨人が今年もFAのイニシアチブを握るのか...。

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