高校バレーボール部を舞台にした人気漫画「ハイキュー!!」が、連載中の週刊少年ジャンプで「終章」入りし、ファンから悲鳴が上がっている。
主人公の日向翔陽が、別世界を示す風景の中で、帽子のつばに右手をかけ、何かを決意したような表情を見せる。
ツイッターでは、トレンド入りの反響
「いざ、終章──」。2019年10月28日発売の週刊少年ジャンプ(集英社)では、扉ページにこんなフレーズで意味深な絵が描かれている。
「ハイキュー!!」は、古舘春一さん作の漫画で、日向が、中学時代のライバルの影山飛雄と進学先の烏野高校バレー部で再会し、頂点を目指して様々な試練を乗り越えていく姿を描く。
2012年2月からジャンプで連載が始まり、14年にはテレビアニメ化された。単行本は39巻まで刊行されている。さらに、アニメの第4期が20年1月にスタートする予定だ。
前回の連載が次章からの新しい展開を告げ、ネット上でも関心が高まっていたが、今回の第370話「挑戦者」で終章に入ることが明らかになった。漫画の公式ツイッターも10月28日、「ハイキュー!!は終章へと向かいます。 皆さま、最後まで応援のほど、何卒よろしくお願いいたします!」と呼びかけた。
このことに対し、ファンらから名残惜しむ声が続々寄せられ、ツイッターでトレンド入りするほどの反響を呼んだ。
「なんか寂しい感じ」「まだまだ続けて欲しい」「早いな...でも、ずっと応援してます!!」などと書き込まれており、「古舘さんの思いきりの良さがすごい」との声も上がった。
11、12月上演予定の「ハイキュー!!」の演劇で日向役を務める俳優の醍醐虎汰朗さん(19)は28日、「毎週毎週展開があつすぎる。 早く来週号出て欲しい笑 今週号の終わり方個人的に凄くささりました」とツイートしていた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)