キムタクの「クズっぷり」が高評価 罵詈雑言を浴びる姿も目新しい?

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   元SMAPの木村拓哉さん(46)が主演する「グランメゾン東京」(TBS系)の第2回が、2019年10月27日に放送された。

   同作で木村さんは、かつてパリでレストランを開業して二つ星を獲得するも、自らの不徳で全てを失い日本に帰国し、再起をかけるフランス料理の天才シェフ・尾花夏樹を演じる。第2回は自己資金ゼロの状態で融資を受けるべくさまざまな金融機関を当たり、最終的に融資を受けることに成功する尾花らの姿が描かれたが、視聴者が注目したのは尾花の「クズっぷり」だった。

  • これまでにない木村拓哉さんの姿に視聴者が驚いた
    これまでにない木村拓哉さんの姿に視聴者が驚いた
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目的のためには手段を選ばない傍若無人さ

   作中での尾花は、自らの信じる料理に向けて邁進するあまり、他者との軋轢を省みない破滅型の天才とでも言える存在。そのため、第2回では、かつてフランスで開業していた際の仲間や部下に協力を仰がなければならないシーンでも、ぶっきらぼうな態度がチラホラ。ドラマ序盤では料理を試作するも火力が弱いとして、パリ時代の同僚だった相沢瓶人(及川光博さん=50)の自宅の台所に転がり込んで試作に没頭するなど、周囲の迷惑を考えない態度が目立った。

   また、中盤ではなかなか融資が受けられない状況に業を煮やし、共にレストランの開業を目指す料理人・早見倫子(鈴木京香さん=51)の実家の建物と土地を担保にしようと発案するなど、その強引さもあらわに。早見に反対されてすぐに引っ込めるなど致命的な対立には発展しなかったが、目的のためには手段を選ばない傍若無人さも露呈させた。

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