JR東も導入の「ATO」 鉄道の世界でも「自動運転」さらに広がる?

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   JR東日本は10月8日、自動列車運転装置(ATO)の導入を発表した。

   多くのメディアは「自動列車運転装置」を「自動運転」と表現している。「自動運転」と聞くと何やら未来の新技術のように聞こえるが、鉄道の世界では意外とすでに、自動運転の導入は進んでいる。今回は鉄道の自動運転を解説したい。

  • 常磐線(各駅停車)で活躍するJR東日本E233系2000番台
    常磐線(各駅停車)で活躍するJR東日本E233系2000番台
  • 神戸新交通、ポートライナー神戸空港駅
    神戸新交通、ポートライナー神戸空港駅
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  • 神戸新交通、ポートライナー神戸空港駅

JR東日本が行う「自動運転」とは?

   JR東日本は10月8日、常磐線(各駅停車)綾瀬~取手間で自動列車運転装置(ATO=Automatic Train Operation)の導入を発表した。導入時期は2020年度末とのこと。ATOの導入後にホームドアも設置され、輸送の安全、安定性の向上を図るとしている。

   ATOは運転手が発車時にボタンを押すだけで、加速から減速、停止まで自動で運転を行うシステム。「自動運転」と聞くと「無人運転」を想起させるが、今回のJR東日本の取り組みは運転士付きの「自動運転」だ。今後ATOの開発を進め、運転士不要の「ドライバレス運転」の実現を目指すとしている。

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