松本人志「新局長」反応に東西差 ナイトスクープ新体制への「思い入れが異なる」ワケ

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東京では「深夜3時台」に放送されていたことも

   実をいうと、筆者は東京出身ながら、20年来のナイトスクープファンだ。当時の「調査依頼」と、ファンサイトのオンエア情報を突き合わせると、おそらく上岡局長時代の1998年ごろから見ている。その頃はテレ朝で日曜昼に放送されていて、両親と食卓を囲みながら見ていた記憶がある。その後、放送時間が何度か変わり、最終的には平日深夜3時台に。ビデオの予約機能を駆使して、引き続き楽しんでいたが、2005年春に打ち切られた。その後、MXなどの独立局が放送するようになり、現在に至る。

   しかしながら、まだ関東では知名度が低いようで、ツイッター上では視聴者からのこんな声が出ている。

「関東だと馴染みが無いからなー」
「局長交代、関東の人には誰も刺さらない」
「新局長への反応が関東と関西で全然違う」
「東と西でまったく思い入れが異なる...というか関東文化と関西文化の分水嶺かも(笑)」

   関東での放送が二転三転した背景は――。『永遠の0』などのベストセラー作家で、ナイトスクープ開始当初から構成作家を担当する百田尚樹氏は以前、「この問題は朝日放送とテレビ朝日の確執からきています。テレ朝の編成がネットでも番販でも受けてくれない。たまに放送も夜中の3時とか」(10年11月19日のツイート)と説明していた。

   なお現在では、TVer(ティーバー)で最新回の「見逃し配信」を行っているため、ネット環境さえあれば視聴できる。ストリーミング放送で、いつでもどこでも......とアピールできれば、認知度の「西高東低」にも変化がでてきそうだ。

(J-CASTニュース編集部 城戸譲)

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