「他社さんが飛んでいる出発地・目的地、あまり考えていくつもりはない」
スカイマークはすでにパラオ便のチャーター便運航も計画している。市江正彦社長はダイヤ発表会見で、それ以降の展開について、
「多くの他社さんが飛んでいるような出発地も、目的地も、あまり考えていくつもりはない。少なくとも出発地や目的地に独自性があるようなところを考えていきたい」
とした上で、多くの格安航空会社が関西国際空港を拠点にしていることを念頭に
「仮に(すでにスカイマークが就航している)神戸が国際線が飛べるようになれば、新しい出発点になるな、ということは思っている」
などと述べた。
会長の佐山氏は、19年4月の記者発表会で「個人的な話ですよ」と断った上で中長期的な目標で「欧米にも飛ばすべきだと思っている」と話していた。今回は、記者団に対して、「中期的課題」して改めて意欲を示した。欧米には日本からの直行便が飛んでいない都市がまだ多く、「ニーズはある」というのが、その理由だ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)