模型からはどちらかわからず
模型には、ドアの横にJALとANA両社のロゴが入ったが、機体ごとに割り振られる「JA~」といった記号は書き込まれておらず、どちらの社の機体なのかは分からないようになっている。組織委の布村幸彦・副事務総長も
「これはJALさんとANAさんが両社協力のもと、共同で運送いただくことになっているので、『どちらが』ということではない」
と述べるにとどめ、実際の特別機が登場するタイミングについては、
「ギリシャに向かう直前に、デザインができた飛行機がお披露目できるかどうかは、そのタイミングを見ながら検討していくことになる」
などと述べた。
1964年の東京五輪では、JALのDC-6B型1番機「シティ・オブ・トウキョウ(City of Tokyo)」号が聖火特別輸送機としてギリシャからテヘラン、ニューデリー、バンコク、香港、台北などを経て、当時は米国統治下にあった沖縄まで聖火を輸送。沖縄本島を走った後は鹿児島、宮崎、北海道に空輸され。4つのコースに分かれて東京に向かった。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)