TBS系で2019年10月から放送中のアニメ「星合の空(ほしあいのそら)」に対し、自ら振り付けたダンスをキャラたちに無断で使用したのではないかと、踊り手2人がツイッターで訴えている。
確かに酷似しているとネット上でも波紋が広がっているが、TBSは、「事実関係の確認中」だと取材に答え、アニメの公式ツイッターでも同様な報告を行った。
踊り手2人は、「制作側に問い合わせている」
星合の空は、「天空のエスカフローネ」などで知られる赤根和樹監督(57)の作品だ。廃部寸前の中学校男子ソフトテニス部を舞台に、キャプテンの新城柊真が転校生の桂木眞己を弱小チームに誘うことで始まるストーリーを描いている。
このアニメでは、登場キャラの部員ら数人がエンディングでダンスを披露している。それらと、ユーチューブなどで振り付けたダンスを披露している「踊り手」の1人が16年5月にアップロードしたダンス動画を比べると、手や足の動きなどが似ているとネット上で指摘されている。この人物は19年10月23日、比較動画をツイッターに投稿し、アニメの制作側に問い合わせをしていることも明かした。
さらに、別の「踊り手」も23日、自ら振り付けたダンスがキャラ1人に対して無断で使われた恐れがあるとして、比較動画を投稿した。こちらも、制作側に問い合わせるつもりだと明かしている。
TBSの広報部は10月24日夕、J-CASTニュースの取材に対し、「現在事実関係の確認を進めております」と回答した。アニメの公式ツイッターでも、「『星合の空』エンディングアニメーションでご指摘いただいている点について、現在、事実関係を確認しております」と製作委員会名で報告した。