外国人助っ人はマシソンが引退、3選手の退団が濃厚
野手ではロッテの鈴木大地内野手(30)が調査の対象となっている。阿部慎之助捕手(40)が日本シリーズ終了をもって現役を引退したことで左打者の補強がひとつのポイントとなっており、1塁を守る左の鈴木がこれに合致する。鈴木に関しては複数の球団が獲得へ向けて動いているとみられ、争奪戦の様相を呈している。
大型補強の裏で複数の外国人選手が「戦力外」となりそうだ。退団が濃厚なのがクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(28)、ライアン・クック投手(32)、テイラー・ヤングマン投手(29)。スコット・マシソン投手(35)は10月23日に現役引退を発表している。日本シリーズで活躍したアレックス・ゲレーロ外野手(32)、C.C.メルセデス投手(25)、ルビー・デラロサ投手(30)は残留が濃厚となっている。
巨人は昨オフ、FAで丸佳浩外野手(30)、炭谷銀仁朗捕手(32)を獲得。FA以外では、中島宏之内野手(37)、岩隈久志投手(38)、クック、ビヤヌエバらを補強。シーズン中にはトレードで3投手を獲得し、海外からデラロサを獲得。今オフは例年を上回る数の選手がFA権を行使する可能性があり、FA市場の活性化が見込まれる。24日から権利を行使するための申請期間がスタートし、11月1日に締め切られる。11月2日に公示され、翌3日から交渉が可能となる。