まだ結婚できない男の「パグ」が人気 犬だけど「演技力」がスゴい!

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   俳優の阿部寛さん(55)が主演する「まだ結婚できない男」(フジテレビ系)の第3回が、2019年10月22日に放送された。

   同作は2006年に放送された「結婚できない男」の続編。建築家として確かな技量を持つも、その偏屈さで周囲を驚かせる一級建築士・桑野信介の13年後の姿を描く作品だ。第3回では、桑野の隣人で女優の戸波早紀(深川麻衣さん=28)が、散歩中に飼い犬のパグを見失ってしまい、桑野らがその行方を捜すシーンなどが描かれたが、視聴者の注目を集めたのは、そのパグの立ち居振る舞いだった。

  • 阿部寛さん(2017年撮影)
    阿部寛さん(2017年撮影)
  • 阿部寛さん(2017年撮影)

「やっぱり......、生まれ変わったのか?」

   パグは犬の種類のひとつ。早紀のパグの行方を捜すべく住宅街を歩き回る桑野。坂道沿いの敷地に目をやると、柵の向こう側にはそれらしきパグの姿があった。早紀が付けた「タツオ」という名前を浴びせるも全くふりむかないパグだったが、桑野がふと、以前、自身の身近にいたパグである「ケン」という名前を浴びせると、ハッとした様子を見せながら桑野の姿を見つめたのだった。驚いた桑野は、「やっぱり......、生まれ変わったのか?」とつぶやいたのだった。

   「ケン」というのは、2006年7月期に放送された前作「結婚できない男」の第8話に登場したパグ。急性虫垂炎で急遽入院することになったみちる(国仲涼子さん)に飼われていたパグの「ケン」は、紆余曲折を経て桑野が預かることに決まった。当初は動物の飼育など考えられないとの態度を見せていた桑野だったが、次第に自らの飼い犬であるかのような愛着を感じるようになるのだった。

   もちろん、今回登場した「タツオ」は「ケン」ではないのだが、桑野が「ケン」への思いを馳せているうちに、早紀が現場に到着。無事、タツオは早紀の元に戻る様子が描かれた。

「ちっちゃい人間が入ってると思うの」

   作中ではこのほか、早紀がタツオを連れて夜の街路を散歩中に桑野と出くわす一幕など、タツオが映るカットが放送されたが、これらのシーンに対し、視聴者からは、「まだ結婚できない男に出てくるパグが可愛すぎて!」といった絶賛ツイートが続々。また、「前作のパグのケンちゃん好きだったな~」と、前作を思い出しつつ視聴を楽しんだとする声も上がっている。

   さらに、これに加えて上がっているのが、「『まだ結婚できない男』に出てくるパグ、タツオくんの中にはちっちゃい人間が入ってると思うの」といった、タツオの「演技力」を評価する声だ。確かに、作中では時に、実にタイミングよく振り返ったり、人間の言葉が分かっているかのような表情をするタツオの姿が映っており、カットを工夫するなどの工夫はもちろんなされているだろうが、それでも、実に人間臭い表情を見せていたタツオに魅了された視聴者は多かったようだ。

   なお、「まだ結婚できない男」の公式ツイッターでは、タツオ役のパグの名前は「田中太郎」であることが明かされている。隣人の飼い犬という今後も出演が期待できる立ち位置にいるタツオへの視線は今後も熱さを増しそうだ。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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