今オフ「移籍市場」争奪戦は激しそう 嶋、鈴木、益田...「粒ぞろい」の面々

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ポストシーズンで評価急上昇のSB福田

   ここにきて評価が急上昇しているのが、ソフトバンクの福田秀平外野手(30)だ。クライマックスシリーズ(CS)で本塁打を放つなど存在感を示し、日本シリーズ第2戦でも2ランを放ちパンチ力を見せつけた。金銭、人的補償のいらない「Cランク」の選手だけに、当初から注目されていたが、ポストシーズンで再評価される形に。すでにヤクルト、西武などの複数球団が福田に興味を示しており、争奪戦は必至とみられる。

   楽天を退団して自由契約が容認された嶋に関しても複数球団による争奪戦が想定される。現時点で、獲得に動く可能性があるのはロッテ、中日、ヤクルトの3球団で、今後の展開次第で争奪戦に参戦する球団が出てくる可能性も。嶋は今シーズンの年俸1億円から、減額制限を超える減俸提示を受けていたが、これを拒否して退団を決意。経験豊富なベテラン捕手の行方に注目される。

   楽天のローテーション投手、美馬学投手(33)も注目のひとり。今シーズンは開幕からローテーションを守り抜き、2年ぶりとなる規定投球回にも到達。球団からは複数年契約での残留要請を受けているとみられるが、その一方でロッテなど複数球団が獲得調査に乗り出している模様だ。残留を含め、権利行使については熟考しているという。

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