3カ所で「平和」に言及される
上皇さまのおことばを踏まえるとともに、その上皇さまが「国民の幸せと世界の平和」を願われておられたことに触れつつ、天皇陛下自らも「国民の幸せと世界の平和」を常に願われるとのお気持ちを示された。この箇所を含め、300文字強のおことばの中で、計3カ所で「平和」について言及されている。
また、「国民に寄り添いながら」の部分も、新たに加わった表現だ。天皇陛下は5月1日の「即位後朝見の儀」でも、
「自己の研鑽に励むとともに,常に国民を思い,国民に寄り添いながら,憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い,国民の幸せと国の一層の発展,そして世界の平和を切に希望します。」
とのおことばを述べられている。