2歳の女の子が、眠たい目をこすりながら...
2019年10月13日、予選プール突破をかけたスコットランド戦(横浜国際総合競技場)へと足を運んだ。そこで出会ったのが、パパやママ、お祖母ちゃんたちと一緒に来た、小﨑日菜子(ひなこ)ちゃん(4歳)と、裕芽子(ゆめこ)ちゃん(2歳)だった。
カメラを持った記者に、最初は怪訝(けげん)な顔を見せた妹の裕芽子ちゃんだったが、一生懸命に話しかけているうち、心を許してくれたのか、「いーとーまきまき♪」を一緒にやってくれた。しかし、試合は19時45分のキックオフ。眠くてグズる時もあったが、「ニッポン、チャチャチャ!」の時には小さな手を合わせて応援してくれた。
今回、取材したのは、たまたま女の子たちだった。彼女たちが将来、ラグビーをしないとしても、次なる世代に「ラグビーの魅力」を伝えてくれる可能性はある。
2019年秋、「赤白ジャージ」を着たジャパンと、同じジャージを着た彼女たち。「勇気あるものが持ちうる『本能』」を感じてくれていたと信じる。
これが、終わりではない。
スタートだ。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)