12年越しの共演に「まさかこんなことになるとは...」
セットリストの中でも、全43曲中半数以上の26曲を占めた「アイドルマスター」シリーズは、4つのタイトルから合計13ユニットの楽曲が歌われるなど、バンダイナムコのゲームコンテンツの中でもフラッグシップぶりを発揮し、初の東京ドーム公演でプロデューサー(プレイヤーの通称)を大いに沸かせた。
特筆すべきは、タイトルこそ同じ「アイドルマスター」だが、設定・配役を一新したロボットアニメ「アイドルマスター XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)」(2007年放映)までもコンテンツに数えられたことだ。「微熱SOS!!」(橋本みゆきさん)、「残酷よ希望となれ」(結城アイラさん)の主題歌2曲が披露されたが、既にライブも後半で十分温まった客席は変わらぬ大歓声とコールで応える。さらに結城さんは自らの作詞曲「Fairy Taleじゃいられない」を今井麻美さん(如月千早役)、田所あずささん(最上静香役)とともに歌唱し、「本家」とのコラボも叶うことに。「まさかこんなことになるとは...」(結城さん)と、12年越しの共演に喜びを隠せずにいた。