バンダイナムコのゲーム・アニメ音楽のライブイベント「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」(バンナムフェス)が2019年10月19日に東京ドームで開演し、2日間の公演が始まった。
19日の1日目は「アイドルマスター」「機動戦士ガンダム」「テイルズ オブ シリーズ」「コードギアス」に関わったアーティストと声優が出演、合計39曲を披露し、東京ドームに集まったバンダイナムコ作品のファンを沸かせた。とりわけ強烈なインパクトを残したのは、「機動戦士ガンダム」にT.M.Revolutionとして歌唱しただけでなく、「アイドルマスターSideM」にサプライズゲストとして登場した西川貴教さんだった。
イメージカラーのオレンジ色に染まる
合計4時間30分に及んだライブも後半に差し掛かり、10組目のアーティストとして登場した西川さんは1曲目に「機動戦士ガンダムSEED」の「INVOKEインヴォーク-」を高らかに歌い上げ、「聴かせてくれ、5万の声を!」と客席に呼びかけるや観客も大歓声で応え、東京ドームは西川さんのイメージカラーのオレンジ色に染まった。続いて「ignited-イグナイテッド」「vestige -ヴェスティージ-」「Meteor -ミーティア-」と、「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に提供した合計4曲を迫力満点の生バンドで披露し、すでにボルテージの高まっていた観客のテンションを最高潮まで引き上げた。「兄貴!」という野太いコールが上がるほどで、今年40周年を迎えた機動戦士ガンダムシリーズをさらに盛り上げていくという気概を観客に見せつけた。
しかしさらにライブは進み、「アイドルマスターSideM」の出演声優17人による「PRIDE STAR」が終わると、ステージ上に1人残った仲村宗悟さん(天道輝役)の隣に現れたのが西川さんだった。そのまま天道輝が参加するユニット曲「DRAMATIC NONFICTION」が仲村さんと西川さんのパワフルなボーカルで歌い上げられると、天道輝の所属ユニット「DRAMATIC STARS」と西川さんのイメージカラーであるオレンジ色に客席は再び染まり、ボーカルと歓声がドームで共鳴して東京ドームの興奮はさらなる高みに引き上げられていった。