リーチ主将「勝つ自信がある」
この慣習を受け継いだのが、ジョセフHCだった。選手の特徴を見つつ、細かいアドバイスを送る。また、平尾さんを見習い、選手個々人へ手の紙を送ることもあるという。正に、「平尾ジャパン」から「ジョセフ・ジャパン」へと、その魂が受け継がれている。
主将を務めるリーチ マイケル選手は、
「ここ(8強)で終わりじゃない。相手(南ア)を、どうやって崩すか考えたらワクワクしてきます。勝つ自信がある」
日本ラグビー界を牽引(けんいん)し続けてきた平尾さんの命日――。ジョセフHCが指揮を執る日本代表は、その魂を引き継いで戦う。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)