川内優輝、小池知事「北方領土」発言をバッサリ 「冗談でもこんなことをいう時点で...」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

スポーツにも北方領土にも「強い思いを持ってなかったのだと」

   真夏の東京でマラソン・競歩をすることは以前から懸念があり、都も300億円を投じて都道に遮熱性舗装を整備するなど、対策を打ってきた。スタート時刻もマラソンは午前6時、競歩は午前5時30分にすることが決まっているが、川内選手は「早朝」ではなく「夜」の開催を提案しているわけだ。

   川内選手は18日にも「北方領土」発言に触れている。世界選手権ロンドン大会50キロ競歩銅メダリストの小林快選手が、「北方領土とか言ってる時点で東京でやることに対してというかスポーツに対してそんなに強い思いを持ってなかったんだろうなぁっていう悲しい気持ち。てか日本とロシアの問題に全世界を巻き込めってことですか?」と投稿したところ、川内選手がこれを引用しながら、

「冗談でもこんなことを言う時点でスポーツと同時に北方領土に対してもそんなに強い思いを持ってなかったのだと思います」

と小池知事の発言を問題視。また、

「冗談に真面目に答えると、北方領土でのマラソンにはビザなし交流は適用されないと思うので、北方領土渡航の際にはロシアの主権を認めて、ビザを発給してもらうしかないので」

ともつづっている。

   川内選手のこの投稿には「もし、本当に元の東京開催に戻すなら、それなりに今、しっかり動いてもらいたいですね」「イヤ、小池知事は思いはあると思いますよ。あるからこそ、悔しくて、皮肉を込めて実現でないことをいったのでしょう」とさまざまな声が寄せられた。また、「北方領土うんぬんに対しては、真面目に議論するのはやめましょう」と諫める向きもある。

   スポーツニッポンの17日の報道によると、札幌開催について川内選手自身は「札幌になれば多くのアスリートにとっていい決定と思います」と前向きだ。一方で「東京五輪を目指して何年もかけて真剣に準備と対策をしてきた、日本など一部の選手ほど無駄な時間や無駄な夏を費やしたことになるのは皮肉ですね」と複雑な心境ものぞかせている。

1 2
姉妹サイト