ホテル「できる限り必要な補償をさせていただきたい」
J-CASTニュースがホテルに対し、こうした主張に対する受け止めなどについて見解を求めると、弁護士を通じて10月18日にコメントを寄せた。謝罪と補償の意思をこう表明している。
「当社が運営するホテルにおいて、令和元年9月6日に宿泊していただいたお客様のお荷物の不適切な取扱い、および、その後に不適切な対応をしてしまった件につきまして、今後の方針についてご連絡申し上げます。
当該お客様には、当社の不適切な対応により、多大なご心労をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。
当該お客様に対しては、当社弁護士を通じて、謝罪の意思をお伝えし、できる限りの誠意を尽くして、当該お客様とのお話合いをさせていただいたうえで、できる限り必要な補償をさせていただきたいと考えております」
一方、具体的な出来事に対する見解は、次のように話し合いの途中であるとして語られなかった。
「本件の具体的な内容につきましては、当社弁護士と当該お客様との話合いが行われており、一方的に当社の見解を公表することはできないと考えておりますので、コメントを差し控えさせていただきます。
当社におきましては、今回のことを厳粛に受け止め、お預かりしたお荷物の管理体制の見直しを行い、再発防止のための対策を徹底して、信頼回復に努めてまいります」
その上で、
「本件に関して、お客様及び関係者の皆様にご心配をおかけしていることをお詫び申し上げます」
と謝罪の言葉を重ねている。
(J-CASTニュース編集部 青木正典)