台風19号接近時、見慣れぬJAL便がハワイへ... 航空機の「避難先」に注目集まる

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ANAのA380はハワイで台風過ぎるの待つ

   一方、全日空(ANA)は、19年夏に超大型旅客機のエアバスA380型機をハワイ線に導入したことが話題になったばかりだ。3機発注しているうち、すでに2機が運航されている。この2機は10月12日未明から早朝にかけてホノルルに到着し、台風通過後に成田に戻った。そのうち初号機の「JA381A」は、10月14日に臨時便として成田-ホノルルを往復。それ以外にもボーイング787型機による臨時便1便がホノルルから成田まで運航された。「避難先」については、

「羽田から20機程度、成田から15機ほどが避難しました。避難先として一番多いのが関西や新千歳でそれぞれ15機ほど避難しています」(広報部)

と説明。ただ、大型機を福岡に避難させるために、福岡に駐機している小型機を地方に「玉突き」で避難させたケースもあり、一概に「台風で何機」とは説明しにくい、ともしている。

   これ以外にも、両社は羽田-富山線(ANA)、小松線(JAL、ANA)で臨時便を出したり大きいサイズの機材に切り替えたりしている。北陸新幹線の不通を受けた対応だ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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