「かわいがってきた」教員謝罪に「呆れを通り越す」 強い違和感...「形だけ」批判も次々

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「相撲界のいじめ行為みたいだ」との感想も

   一方、加害者の30代男性教員3人は、「人間として、恥ずべきこと」「許されることではありません」「あってはならない事態を引き起こし」などと短い謝罪文ではあるがほぼ非を認めた。

   これに対し、ニュースサイトのコメント欄やツイッター上などでは、加害教員らの謝罪文に突っ込みが相次いでいる。「形だけの謝罪であることしか文章からは伝わって来ない」「この方々には、もう教職について欲しくないな」といった厳しい声だ。

   特に、女性教員の言葉に疑問や批判が多く、「『かわいがり』はすなわち『いじめ』」「教師なのに善悪の区別すらつかないの?」「そんなんでよく教論になれたな...」「呆れを通り越してもはや怖い」といった声が上がった。相撲界で使われるとされる暴力を伴う指導「かわいがり」に近いとの感想も多かった。

   教員いじめの問題は、10月17日の神戸市議会の文教こども委員会でも取り上げられ、委員の市議らからも突っ込みが相次いだ。

   「加害教員らは、なぜこのようなことをしたのか?」と委員が質問すると、市教委幹部は、「当初は、親しみを持ってからかい行為をしていたと聞いています。そんな中で起こったと考えています」と答えた。女性教員が言うように、かわいがっていたという感覚らしい。

   現校長から「度が過ぎるからかい行為」との報告があったとき、市教委は調査していなかったが、この幹部は、「詳細の聞き取りをしなかったことを反省したい」と述べた。

   委員からは、市教委も刑事告発すべきだと指摘があり、教育長は、被害者側の希望で捜査に協力するだけに留めたと説明したが、「告発できないことではないので、再度検討したい」と答えた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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