緒方氏はヤクルトとも競合?
G党がラブコールを送るのが、巨人OBの緒方耕一氏(51)だ。現役時代は巨人一筋で、盗塁王のタイトルを2度獲得。現役引退後は、巨人と日ハムで走塁コーチを務めた。2009年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、原監督指揮のもと、日本代表の外野守備・走塁コーチを任され、1塁ベースコーチとして日本代表の大会連覇に貢献。ただ、一部スポーツ紙ではヤクルトが緒方氏の招へいを検討しているとの報道もあり、今後の動向に注目が集まる。
また、G党が復帰を熱望するのが井端弘和氏(44)だ。井端氏は2015年に現役を引退し、翌16年から巨人の1軍内野守備走塁コーチに就任。17年にはアジアプロ野球チャンピオンシップ日本代表の内野守備・走塁コーチを務めるなど、指導力には定評がある。18年のシーズン終了後に退団し、今シーズンは現場を離れたが、指導者として多くのG党から支持されている。
巨人は17日までに7人のコーチが退団している。そのうち6人がファームのコーチで、来シーズンはファームコーチの大きな入れ替えが想定される。日本シリーズを控えていることから1軍のコーチ人事に関してはシリーズ終了後となる。すでにシーズンを終えている10球団は早くもチーム編成に着手しており、組閣においても新コーチ就任発表が相次いでいる。巨人の来シーズンのコーチ陣はどのような顔ぶれとなるのか。注目が集まる。