佐々木の地元楽天は指名見送りも
パ・リーグは佐々木に集中しそうな気配をみせている。早くから1位指名を公言している日ハムに続き、西武、ロッテも1位指名を表明。ソフトバンク、オリックスも佐々木の1位指名が有力で、佐々木の地元球団である楽天は、佐々木指名の可能性を残すものの、即戦力の森下に舵を切るとみられる。
セ・パ12球団が1位指名するとみられる選手をまとめてみると、奥川、佐々木、森下、石川の4人が予想される。石川は中日の単独の可能性が高く、他の3人は入札となりそうだ。奥川は巨人、阪神、ヤクルトの3球団。佐々木は、西武、ソフトバンク、ロッテ、日ハム、オリックスの5球団。森下は広島、DeNA、楽天の3球団が指名するとみられる。
ドラフトの歴史のなかで様々なドラマを生み出してきた。163キロ右腕に甲子園準V投手、そして大学野球界を代表する森下。例年に比べて全体的に小粒と評されながらも世間の注目度は高く、今年のドラフト会議から目が離せない。