台風の日も「メイドカフェ開店」 夕・夜は「避難所として無料開放」した所も

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

店は7階、電源食糧も完備

   J-CASTニュースが15日、ハートオブハーツに12日も営業を敢行した理由を聞いた。大きな理由は、務めるスタッフ(メイド)たち本人が店の方が安全と考えたためだった。都内で1人暮らしをしているメイドもおり、秋葉原のビルの7階にある店の方が自宅よりリスクが低いと考えて、安全確保を最優先として店に集まれるメイドだけで12時から営業を始めたという。秋葉原は前述の通りゴーストタウンだったが、それでも行き場をなくして困っている人を店に迎えることができた。雨の中客引きをしている写真はこの時間に撮られたものとのことである。「決して無謀な開店ではなく、リスクを考慮した上で店に集まった方がいいと判断しました」という。

   14時30分頃にはメイドカフェとしての営業を終えたが、店には食糧も電源もあって安全なので、「エンターテイナーとして皆さんが楽しめることをしたい」と考え、引き続き秋葉原に来ている人を避難させ、「SHOWROOM」での映像配信などで、客や自宅にいるファンを楽しめる活動も行いつつ、夜の22時まで店を無料開放していた。

   12日夜には秋葉原周辺の鉄道は全て運休していたが、店にいた客にはホテルを一緒に探すなど、全員の安全を確保した上でメイドと客は22時までに全員店を離れたと取材に答えた。

   一方で、「普段通り」を貫いた店もある。はいどあんどしーくでは10月12日がメイドの「めありー」さんの誕生日とのことで、12日当日に生誕祭イベントを敢行していた。店のツイッターによると、昼12時頃から「勇者様(はいどあんどしーくにおける客の通称)がいなくなるまで」という条件で、めありーさんの生誕祭を開催したとのことである。

1 2
姉妹サイト