台風の日も「メイドカフェ開店」 夕・夜は「避難所として無料開放」した所も

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   台風19号が関東に最接近し、大荒れの天気が東京を襲った2019年10月12日、「ゴーストタウン」となった秋葉原で、雨の中いつも通りビラ配りなどを行っていたメイドカフェがあった。彼女たちが風雨の中、店に集結した理由は―。

  • 避難所として店を開けていることを伝えるハートオブハーツのツイート(ツイッターより)
    避難所として店を開けていることを伝えるハートオブハーツのツイート(ツイッターより)
  • 避難所として店を開けていることを伝えるハートオブハーツのツイート(ツイッターより)

秋葉原の通りにメイド姿の女性

   10月12日の東京都心は鉄道の計画運休とほとんどの小売店の休業で、人出のほとんど無いゴーストタウンになっていた。秋葉原でも同様の光景だったが、強い雨と風の中でも、秋葉原の中央通りには数は少ないながらもメイド姿の女性がビラ配りをしていた。

   その写真がツイッターに投稿されると、「台風の中でも出勤して客引きさせるなんてブラックだ」という反応もあったが、これは避難できる場所として店内に人を呼び込んでいるところだったというのだ。

   ツイッターでの発信から、秋葉原のメイドカフェの中で、12日も営業していたことを確認できたのは「めいどりーみん」「ハートオブハーツ」「はいどあんどしーく」「クイーンズコート」の4店。特に「めいどりーみん」とハートオブハーツは、営業中であることを積極的にツイートし、さらに台風が接近する夜間には、メイドカフェではなく避難所として使えることもツイートしていた。

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